浦和ACL制覇に海外メディア注目 ドイツ“伝統のダービー”以上の熱狂と紹介

「Best of the Weekend」の一つとしてACL決勝を取り上げる

 浦和レッズの10年ぶり2度目の制覇で幕を閉じたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)。鬼気迫る戦いぶりでアジア王者の座をつかみ取り、各国メディアからも称賛を受けているが、米スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」アジア版では、「Best of the Weekend」の一つとして、香川真司が所属するドルトムントが臨んだ“レヴィア・ダービー”以上の熱狂だったと取り上げられている。

「チャンピオンズ・オブ・アジア」と題された記事では、「サウサンプトンは日曜日のプレミアリーグでエバートンを4-1で打ち破ったのは非常に壮大だった。土曜日のブンデスリーガではシャルケがドルトムント相手に0-4とされたところから4点差を追いつく、驚くべき逆襲を果たした」と記しつつ「ただ、しかしながら」とこのように続ける。

「浦和レッドダイヤモンズが、埼玉スタジアムでサウジアラビアのアル・ヒラルを合計スコア2-1で打ち破り、AFCチャンピオンズリーグの名誉に輝いた瞬間に脚光は当たった。栄光の戦いはラファエル・シルバの強烈なシュートによって締めくくられた。日本のチームはアジア王者を争う大会で二度目の王者に輝いた」

「卓越したパフォーマンスだった」とも記された浦和のACL制覇。12月に控えるクラブワールドカップの出場権を獲得したこともあり、今後も注目を集めそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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