アジア制覇を成し遂げた浦和をサウジメディアが称賛 「インテリジェントな戦術」

ACL決勝第2戦、粘り強い守備の浦和を高く評価

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝でアル・ヒラル(サウジアラビア)を2戦トータル2-1で破り、アジア制覇を成し遂げた浦和レッズ。サウジアラビアの強敵は猛攻を仕掛け、25日の埼玉スタジムの一戦でボール支配率63%を誇ったが、勝利したのは赤い悪魔だった。サウジメディアは堀孝史監督の戦略を称賛している。

「決定機はなく、ベンチが妨げに」と特集したのはサウジアラビアの英字メディア「アラブ・ニュース」だった。

 サウジの名門は敵地ながらも浦和に強烈なプレッシャーをかけた。ボール支配率63%、パス成功数488本(浦和236本)でいずれも浦和を上回った。だが、ゴール前での精度が不足していたと指摘する。

「致命的なことに、アル・ヒラルはリヤドでの試合同様に効率性を欠いていた。シュート12本のうち、枠を捉えたのはわずか1本だった」

 さらに記事では「決定機を作り出すことができなければ、得点などできない」と記しており、ラモン・ディアス監督の率いるチームの敗因を挙げた。その一方で、粘り強い守備で勝利をもたらしたレッズの堀戦術は「インテリジェントな浦和の戦術」と特集で高く評価されている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング