ベルギー代表MFが指揮官に戦術変更を“提言” 「未来に同じ状況を避けるためにも…」

「最終的にはマルティネス監督が決めること」

 ベルギーの攻撃陣には、天才ドリブラーのエデン・アザール(チェルシー)、エースストライカーのロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)ら実力者が揃っている。しかし、タレントの質と戦術の間に、少なからず“溝”が存在するという。デ・ブライネは、その点に危機感を覚えているようだ。

「メキシコ相手には少し問題を抱えてしまった。ほとんどポゼッションできない試合で、このシステムで誰も本当にフィットしていない。しかし、最終的にはマルティネス(監督)が決めることだ。監督は未来に同じ状況を避けるためにも、解決法を見出さなければいけない」

 W杯本大会まで残り7カ月。各出場国は当然、本番を見据えて態勢を整え、戦術面でのブラッシュアップをしていくことになるが、デ・ブライネは本番で機能不全に陥らないために、先頭を切って“提言”した形だ。14日の日本戦で、ベルギー代表は本来のポテンシャルを発揮できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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