豪州監督、大陸間PO第1戦の“疑惑の判定”に異議 「あれがゴールキックだとするなら…」

前半20分、ライトが相手GKに倒され一度はPKの判定が下るもホンジュラスボールに変更

 ロシア・ワールドカップ(W杯)出場を懸けた大陸間プレーオフのホンジュラス対オーストラリアの第1戦が現地時間10日に行われた。ホンジュラスのホームで行われた一戦は、互いにゴールを奪えずにスコアレスドローに終わった。オーストラリアは前半20分にPK判定が取り消しとなったが、アンジェ・ポステコグルー監督はこの判定に苦言を呈した。

 前半20分、セットプレーのチャンスでオーストラリアのDFバイリー・ライトが味方が頭でつないだボールに反応して相手GKと競り合った。ライトが先にボールに触れ、GKドニス・エスコバーが遅れて飛びかかる形でライトを倒したため、ダニエレ・オラスト主審は笛を吹いてペナルティースポットを指差した。

 オーストラリアに決定機が訪れたかに思われたが、ホンジュラスの選手は一斉に猛抗議。オラスト主審はアシスタントレフェリーに確認を取ると、ゴールマウスの方を指差し、ホンジュラスボールで再開を決定した。

 ポステコグルー監督は試合後、スポーツ専門局「FOXスポーツ」に対して、「ハーフタイムに、あれはオフサイドだったのかどうか、なぜ判定は撤回されたのかを尋ねた」と、主審に直接確認をとったことを明かした。さらに「主審は、『いや、ラインズマンはゴールキックを示していた』と言った。それならばと、私も『もしあれがゴールキックだとするなら、彼(ライト)は試合から取り除かれていたことを意味する』と言った」と判定に異議を唱えている。

 

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