日本に12戦無敗の王国 ブラジル紙もハリルジャパンに言及「伝統的なお客様」

日本は前半で3失点 「ブラジルは日本を圧倒するのに35分間しか必要としなかった」

 日本代表は10日に行われたブラジル代表との国際親善試合で1-3と敗戦を喫した。ブラジルメディアは過去12戦10勝2分けと圧倒している日本について「伝統的なお客様」と評して結果を伝えた。

 ブラジル紙「オ・グローボ」電子版は、速報で「ブラジルは日本を圧倒するのにわずか35分間しか必要としなかった」と言及。ハリルジャパンの必死のデュエルを無効化した前半のセレソンの強さを称賛した。

 そして、「ブラジルは試合をコントロールした。良い感じでボールに触れ、29分のヨシダのFKが日本の唯一のチャンスで、それ以外に脅かされることはなかった」と前半で勝負を決めたと分析している。

 ネイマールは前半7分のPKで、日本戦4試合で8ゴール目。過去12試合で10勝2分けと一度も日本に負けておらず、直近の5試合だけ見ても、2006年のドイツ・ワールドカップは4-1、12年10月の親善試合で4-0、翌13年6月のコンフェデレーションズカップは3-0、14年10月の親善試合も4-0、そして今回の対戦でも3得点と全ての試合で大量得点を奪っている。

 その大きな実力差について、記事では「伝統的なお客様」と紹介。ハリルジャパンはDF槙野智章(浦和レッズ)のゴールで一矢を報いたが、ブラジルメディアから厳しい批評を受けてしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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