巨漢ファンが客席内で準備運動!? 選手と同じメニューに世界注目「呼ばれるのを待って…」

南アフリカのカイザー・チーフスのサポーターが試合中にウォーミングアップを開始

 サッカーサポーターが応援するクラブに声援を送る、ユニフォームを着用する、髪形など容姿を似せるといった“愛情表現”は、スタジアムでよく見かける光景だ。しかし、選手さながらのウォーミングアップを行うとなれば、よほどの“コア度”だろう。英公共放送「BBC」が、南アフリカのヨハネスブルグに登場した熱狂的なサポーターを「このファンは自分が呼ばれるのを待っている」と報じ、世界中の注目を集めている。

 一躍、“時の人”となったのは、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグに拠点を置くカイザー・チーフスのサポーターだ。

 カイザー・チーフスは10月31日に行われた南アフリカ1部のリーグ戦、敵地でポロクワネ・シティと対戦。試合は0-0のまま推移し、カイザー・チーフスはベンチスタートの2選手がゴールライン際でウォーミングアップを始めた。脚を交互に腰の高さくらいまで上げる定番のメニューが始まると、何やらスタンドの通路で同じ動きをする大きなシルエットが現れる。巨漢の男性が真剣な眼差しで選手とピッチ内の戦況を見つめながら一往復、二往復……、そして三往復まで突入。その光景は、もはや選手のそれと遜色がないほどだ。

 

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