決戦前にファン・ハール監督が暴露 「リバプールから打診があった」

3年前にオファーも「私には興味のないことだった」

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が3年前にリバプールから打診を受けていたことを英地元紙「デイリー・スター」が報じている。

 リバプールは3年前、ブレンダン・ロジャース監督を招聘。昨季の終盤には11連勝と無類の強さを誇ったが、あと一歩のところで優勝を取りこぼした。

 今季は序盤こそ大不振に陥ったものの、直近のリーグ戦では13試合で10勝3分と、再び旋風を巻き起こしている。

 ロジャース監督は、中堅に定着しつつあった名門を3年間で上位陣に引き戻した。しかし、リバプールにはロジャース監督以前に、招聘を画策していた人物がいたという。現在宿敵マンUを率いるファン・ハール監督だ。

「確かに。リバプールから打診があった。それだけだよ。私には興味のないことだった」

 試合前のインタビューでファン・ハール監督は、過去にリバプールからアプローチされていたことを打ち明けた。

「リバプールは充分ではなかった。トットナムもそうだね。私はイングランドでNo.1のクラブ、マンチェスター・ユナイテッドの監督を務めることができた」

 4位を死守するファン・ハール監督は、22日に5位リバプールとの直接対決を控えている。例年イングランドで最も白熱する「ナショナル・ダービー」は、トップ4争いの命運を分ける大一番となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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