マンU、キャリックと1年契約延長 ファン・ハール監督「彼は重要な存在」

 

2016年6月まで契約を延長

 

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFマイケル・キャリックが2016年6月までの1年契約を延長したことが分かった。地元紙マンチェスター・イブニング・ニュースが報じている。

 キャリックは今季終了時に契約満了となるはずだったが、クラブ側は中盤の核となるベテランに契約延長を申し出ていた。

 記事によると、ルイス・ファン・ハール監督も副キャプテンの契約延長を喜んでいる。

「彼は重要な存在だ。彼はピッチ上で選手として試合の流れを読むことができる。試合中に指示も出せる。そして、まだ成長の余地がある」

 そう語る指揮官はチームに落ち着きをもたらす存在感だけでなく、そのプレーも絶賛。

「ボールを前線に供給できる選手であることも気に入っている。我々の狙いはサイドやバックにパスを出すのではなく、常にボールを前に運ぶこと。彼はそれができる。彼は副キャプテンで、私の選択肢の中で重要な人間だ。ウェイン・ルーニーはキャプテンでマイケル・キャリックは副キャプテンだ。それだけで私の評価は分かるだろう」

 オランダ人指揮官はそうコメントしている。

 キャリックは前節のトットナム戦でゴールを決め、3-0の勝利に貢献。今季無冠危機ながら欧州チャンピオンズリーグ出場圏のリーグ4位につけているユナイテッド。キャリックの残留決定は何よりの朗報となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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