久保が「美しい反転」から高速カーブ弾! 「卓越した閃き」とベルギーメディア称賛

2試合連続の今季4ゴール目を決めるも、ヘントはシャルルロワに1-2で敗戦

 ヘントの日本代表FW久保裕也が、27日に行われたベルギーリーグ第13節の敵地シャルルロワ戦に先発出場。後半22分に右足で鮮やかなシュートを叩き込み、2試合連続となる今季4ゴール目を決めた。チームは1-2で敗戦したものの、久保はコンディションを上げている。

 久保は前半4分にペナルティーエリア内に攻め込み、相手DFに倒された。それでもホイッスルはならず、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)で映像確認がなされた後も、ファウルの判定は下されなかった。

 ヘントは前半終了間際の44分、後半18分と立て続けに失点。0-2で迎えた同22分に久保が意地を見せた。

 味方の落としを胸トラップでコントロールした久保は、そのままエリア内の左サイドに流れる。素早く切り返して相手のマークを外すと、右足を振り抜きカーブのかかった鮮やかなシュートがゴール右隅に突き刺さった。ヘント公式ツイッターも「クボが美しい反転から素晴らしいシュートをゴール右隅に決めた」と速報。素早い身のこなしからシュートまで、流れるようなプレーが絶賛されている。

 ベルギーメディア「voetbalnieuws」では、「ヘントは諦めず、クボが卓越した閃きからのシュートで2-1とした」と久保の追撃弾について紹介されている。チームは1-2で敗れ、12位と低迷するなか、パフォーマンスを上げている久保はわずかな光明となっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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