アトレチコ・マドリードがシメオネ監督と21年まで契約延長へ

新契約を全うすれば10年の長期政権へ

 アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、2021年までの契約延長で合意に達したことが分かった。スペイン地元紙「マルカ」が報じ、来週正式発表される見込みだという。
 シメオネは、2011年12月に更迭されたグレゴリオ・マンサーノ前監督の後任としてアトレチコの監督に就任した。闘将は11-12シーズンにヨーロッパ・リーグを制覇し、翌シーズンにはUEFAスーパーカップと国王杯優勝へと導いた。さらに昨季は18年ぶりのリーグ優勝も果たした。
 マンチェスター・シティの後任監督候補に名前が上がるなど、その手腕は欧州で高く評価され、17年まで 契約を残していたが、チームは再延長交渉を進めていた。
 そして、このたび21年までの長期契約で合意に達したという。アトレチコは今季リーグ戦で首位バルセロナと勝ち点9差の4位。UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝まで勝ち残り、4強進出を懸けてレアル・マドリードとダービーを戦うことが決まっている。名将の契約延長により、終盤戦に大きな勢いがつきそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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