パナマ劇的決勝弾に地元TV実況が歓喜の大号泣 「W杯の夢が現実となった」瞬間の動画が話題に

後半43分にR・トーレスが決勝弾 歓喜のアナウンサーは「ゴール!」を連呼

 パナマ代表は10日のロシア・ワールドカップ(W杯)予選最終節で、コスタリカに2-1で逆転勝利を収めた。アメリカが敗れたこともあり、逆転で3位に浮上して同国史上初のW杯出場の快挙を成し遂げた。試合を実況していたアナウンサーも決勝ゴールの瞬間には平静を保つことはできず、大号泣する一幕があった。

 パナマの現地テレビ番組「SomosLaSele」の公式ツイッターでは、コスタリカ戦のゴールシーンが動画付きで紹介されている。後半43分にDFロマン・トーレスが決めた決勝ゴールの場面では、シュートが決まった瞬間からテレビ中継の実況や解説陣が絶叫。「ゴール、ゴール」と連呼し、最後は歓喜のあまり泣き出してしまうほどだった。

 パナマにとっては、W杯出場はまさに夢物語。現地テレビ局「TVN Noticias」は「パナマのW杯という夢が現実となった夜」という見出しで試合結果をレポート。同局のツイッターでは、試合後のパレードの様子も伝えられている。

 2014年ブラジル大会予選では、大陸間プレーオフに出場できる寸前だったが、最終節でアメリカに逆転負けを喫して敗退するという苦い思い出があった。雪辱を果たして遂に辿り着いた大舞台というだけあって、国中が歓喜に包まれている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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