アーセナルのベンゲル監督がPSGからのオファーを固辞か!?

経営センスを高く評価

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、フランスの強豪パリ・サンジェルマンの次期監督就任オファーを固辞していたことが明らかになった。フランス地元紙「レキップ」が報じている。
 フランス出身の名将は、これまで何度もPSGからオファーを受けていたが、数週間前にも再アタックを受けたという。1996年から長期政権を築いているベンゲル氏はこれを断ったようだ。
 リーグ2連覇中のPSGは、11日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント初戦でチェルシーを2戦合計3-3ながらアウェーゴールの差で撃破していた。国内リーグでは首位リヨンと勝ち点差1としているが、会長の カタールの石油王ナーセル・アル・ヘライフィ氏は、ローラン・ブラン監督の仕事ぶりに納得していないという。
 ベンゲル監督に固辞されたため、PSGは現在アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督、マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督も後継者候補としてリストアップしているもようだ。
 ベンゲル氏は華麗な攻撃サッカーの信奉者としても有名だが、若手発掘能力などさまざまな才能を誇る。プレミアリーグのライバルクラブと比較し、チーム強化費が潤沢とは言えない中、エミレーツ・スタジアム建設に尽力するなど経営センスも高い。
 PSGはオイルマネーを投じてスターをかき集めてチームを短期間で強化させてきた。その代償として、UEFAにファイナンシャ ルフェアプレーに抵触した罰金として約83億円を支払った。そうした採算度外視の経営面を健全化できる手腕に期待したのかもしれない。
 アーセナルで全権監督として君臨するベンゲル氏は、オイルマネーの誘惑を再三再四断ち切っているという。ロンドンの名門から離れることは当面なさそうな気配だ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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