好調バルサを支えるパウリーニョ 移籍の舞台裏にあった英雄メッシの“粋な計らい”

今年6月の代表戦で試合中に質問を受ける 「君はバルサに来るの? どうなの?」

 バルセロナは今季リーグ戦6戦全勝と好スタートを切り、主力選手のブラジル代表FWネイマールをパリ・サンジェルマンに引き抜かれた穴を感じさせていない。その一端を担っているのが、今夏に広州恒大から移籍金4000万ユーロ(約52億円)で加入したブラジル代表MFパウリーニョだ。すでに2ゴールを挙げるなど予想以上の活躍を見せているが、このブラジル人MFの移籍を後押ししたのはエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだったという。スペイン紙「ペリオディコ・デ・カタルーニャ」が報じている。

 パウリーニョが同紙のインタビューで語ったのは、今年6月9日にオーストラリアのオーストラリアのメルボルン・クリケット・グラウンドで行われたブラジル対アルゼンチン戦(0-1)での“ある出来事”だった。

「僕はウィリアンと、誰だか思い出せないけれど、もう一人とともにFKを蹴ろうとしていた。その時に突然メッシが背後にいた。彼はゆっくりと近づいてきたんだよ」

 親善試合とはいえ、南米の名門同士の負けられない一戦。アルゼンチンの英雄の行動にパウリーニョは驚きを隠せなかった。そして、メッシは試合中にもかかわらず「君はバルサにくるの? どうなの?」とバルサ移籍について尋ねてきたという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング