香川が技ありの芸術ループ弾で今季2点目! ブンデス通算38得点で日本人最多記録更新

アウクスブルク戦に先発出場、海外メディアも「なんてゴールだ」と速報

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は30日の敵地アウクスブルク戦で2試合ぶりの先発出場を果たすと、前半23分に鮮やかなループシュートで今季2得点目を決めた。これでブンデスリーガ通算38得点目となり、日本人最多記録を更新した。

 香川は右インサイドハーフのポジションでスタート。前半3分にはカウンターから左足でミドルシュートを放ち、このプレーの流れから右CKを獲得した。香川のキックからこぼれ球をFWアンドリー・ヤルモレンコが不意を突くヒールキックで押し込み、香川を起点にドルトムントが先制した。

 同11分にはFWカイウビーのヘディングシュートで同点に追いつかれたが、同23分には香川が魅せた。エリア内右でFWピエール=エメリク・オーバメヤン、ヤルモレンコとパスをつなぐと、走り込んだ香川がダイレクトでループシュート。ボールはGKの頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。

 この一撃を米スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」の公式ツイッターも速報。「なんてゴールだ」「カガワは素晴らしいチップでドルトムントにリードをもたらす」と報じている。

 今季はベンチスタートの多い香川だが、初先発で初ゴールを決めた20日のハンブルガーSV戦(3-0)以来となる2度目の先発起用でも結果を残した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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