“プレミア最強FW”ケインのドルトムント戦2発に絶賛の嵐 「ラウールを思い出した」

ベラミー氏がスペインの伝説的FWを引き合いに出し、2季連続プレミア得点王を評価

 トットナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、現地時間13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のドルトムント戦で決勝点を含む2ゴールを挙げ、3-1での勝利の立役者となった。現地メディアではケインをスペインの英雄に比較する声や、母国の名ストライカーを超えるだろうという賛辞が寄せられている。

 ケインは1-1で迎えた前半15分、左サイドから重戦車のような力強いドリブルでマーカーをなぎ倒しながら前進すると、ペナルティーエリア内左から強烈な左足のシュートで勝ち越し弾をゲット。さらに後半15分には、ゴール左寄りの位置でパスを受けて再び左足のシュートでゴールネットを揺らした。

 正確なシュートを武器にゴールを量産するストライカーに対して、現地メディアでも称賛の声が上がっている。

「ケインが最初にゴールを奪ったシーンは、ラウールのことを思い出したよ」

 こう語ったのは、リバプールやマンチェスター・シティでプレーした元ウェールズ代表FWクレイグ・ベラミー氏だ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組に出演した同氏は、スペインの伝説的ストライカーのラウール・ゴンザレスを引き合いに出してケインを評している。

「彼は稲妻のように速いわけではないが、とても動きがクレバーで、どこにいるべきかをよく理解しているし、どんな状況でも50センチのスペースを作り出すことができる。ラウールは並外れているが、ケインも彼と似た特長を持っている。ラウールと同じタイプのフォワードだ」

 

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