なぜその番号に? ポジションと噛み合わない「異例の背番号ベスト11」を英紙特集

 

最終ラインは右から8番、10番、9番、7番と攻撃ユニットのような顔触れに

 日本代表FW本田圭佑は今季からメキシコのパチューカに移籍加入したが、その背番号が攻撃的なポジションでプレーする選手にもかかわらず「02番」であることが話題を呼んだ。英紙「デイリー・スター」はポジションと背番号が噛み合わない異例な選手を特集し、ベストイレブンを組んでいる。

 GKは、イタリアのパルマ時代のジャンルイジ・ブッフォン。当時のブッフォンは「88番」を付けてプレーしていた。その後はユベントスに移籍し、クラブと代表の両方で「1番」が代名詞になっている。今回の候補には挙がっていないが、イタリアにはキエーボでプレーしたGKクリスティアン・ルパテッリという「10番」をつけたGKも存在した。

 右サイドバックは、ストークで「8番」をつけたDFグレン・ジョンソン。センターバック右はアーセナルで「10番」のDFウィリアム・ギャラス、左はチェルシーで「9番」のハリド・ブーラルーズのコンビが並んだ。左サイドバックはトットナムで「7番」のDFポール・スタルテリ。4バックの背番号だけを見れば、攻撃ユニットの4人に見える顔触れとなった。

 中盤では、現在レアル・マドリード監督を務める元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンが現役時代に背負った「5番」がピックアップされた。そのパートナーはユベントス時代にも盟友だった元オランダ代表MFエドガー・ダービッツがバーネットで選手兼監督時代につけた「1番」。そして、エバートンで「2番」をつけるMFモルガン・シュナイデルランも並んだ。確かに、この並びであればGKとセンターバックのユニットのように見えてくる。

 

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