ファン・ハール監督がファルカオを起用しなかった理由を語る

ニューカッスルの戦術の合わせフェライニを抜擢

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督がリーグ戦第28節ニューカッスル戦でコロンビア代表FWラダメル・ファルカオを起用しなかった理由を語っている。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 4日、敵地セント・ジェームズ・パークに乗り込んだマンUは、苦戦しつつも後半44分のMFアシュリー・ヤングの決勝ゴールにより勝利を手にしていた。

 この試合ではイングランド代表FWウェイン・ルーニーが最前線に配置され、ファルカオはベンチを温めた。その理由をファン・ハール監督が試合後のインタビューで語っている。

「我々はニューカッスルが激しいフィジカルコンタクトでプレッシングしてくると予想していた。それに対し、よりうまく対応するためにフェライニを起用した。フェライニを配置することで、そのプレスに打ち勝てると考えた」

 マンUはここ最近、2トップシステムが主流となっていた。しかし今節は、フィジカルを持ち味とする対戦相手に合わせ、フィジカルに長けたベルギー代表FWマルアン・フェライニを起用することで対応。そのため、最終的にFWの枚数を1枚減らすことを選択したという。

 欧州チャンピオンズリーグ出場圏内を死守しているファン・ハール監督だが、5位リバプールには勝ち点2に迫られている。今後待ち受ける上位陣との直接対決ではどのような采配を見せるのか。その手腕に注目が集まる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング