ACミランの日本代表FW本田圭佑は、7日のベローナ戦で、リーグ戦3試合連続のスタメン落ちとなる可能性が浮上した。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。 負ければフィリッポ・インザーギ監督の解任が伝えられているホーム決戦で、背番号「10」は屈辱の事態に直面することになるかもしれない。 記事ではインザーギ監督はこれまでの2試合同様の4-3-1-2システムか、今季開幕時の4-3-3システムへの変更を検討しているという。 筋肉系のトラブルを抱えていたポーリは出場可能なようで、3ボランチはポーリ、エッシェン、ファン・ヒンケルという組み合わせが 濃厚だといわれている。 トップ下はボナベントゥーラで、2トップはメネズとデストロの組み合わせに。3トップでも前線の先発のメンバー構成は変わらないとみられている。 ミランはボランチのレギュラーであるオランダ代表MFナイジェル・デ・ヨング、イタリア代表MFリカルド・モントリーボの故障欠場が確定となった。だが、本田のボランチ起用の可能性はないと地元紙は見ている。 本田は前節キエーボ戦で後半開始時に途中出場し、左足でバーを直撃する強烈なミドルシュートを放った。存在感を示したが、その後の見せ場は乏しかった。先発の座を取り戻すには物足りないと地元メディアは分析。昨年10月19日のベローナ戦以来、ゴールから遠ざかっている本田は正念場を迎えている。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images