帰ってきた“ストライカー”ルーニー 2得点でチームを勝利に導く

本職でいきなり結果

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、従来の中盤固定ではなく本来のストライカーとしてのプレーに意欲を見せている。地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じた。
 ルーニーはオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーの故障によって前節サンダーランド戦で久しぶりにFWとして先発出場した。2得点を挙げて2-0の勝利に貢献。今季リーグ10得点に伸ばした。これでルーニーは、ユナイテッド通算227得点となった。通算得点クラブ歴代2位の「ジャック・ナイフ」と称されたマンUの元スコットランド代表FWデニス・ローまで10得点 、歴代1位のサー・ボビー・チャールトンまで22得点と迫った。
 ルイス・ファン・ハール監督はルーニーの起用法に関して、故障などない限り、中盤に固定することを明言してきた。今季優勝争いに絡めていない理由を「チームに年間20ゴールを決める選手がいない」と語り、メディアやサポーターから批判を受けていた。
 一方、ルーニーは「みんな、僕がシーズンの大半を中盤でプレーしていることを知っている。でも、記録としてゴールも決めている。だから、自分は全く心配していない。監督は前線で僕を起用してくれたことに、間違いなく喜んでいる。2得点を決めることができてうれしい。だが、先週は巻き返しの必要があったので、勝利が何よりも大事だった。いずれにしても全ては監督次第 。前にも言ったけれど、彼が僕をどこで起用するか、それは彼の決断だし、どこでプレーすることになっても、その結論はリスペクトする」

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