変幻自在の“カメレオン戦術”に長友が手応え W杯躍進へ「読めないことが大きな武器」

「チームとして深みが出る」

 長友にとって、W杯アジア最終予選を突破したのは3回目。それでも「本大会でも同じような戦い方で良いと思う。相手の特徴やシステムによって変えていく。固定する必要はないし、コンディションの良い選手を使いながら、相手を倒すためにどういう戦術を取るかを変えていければ、チームとして深みが出ると思う」と、過去2大会とは違うアプローチになることを見通している。

 本大会登録23人のメンバーは、組み合わせ抽選会でどのような相手と同じグループになるか、その時のコンディションの良い選手が誰なのかで変動していくことが予想される。それでも長友は、“カメレオン”戦術が世界を相手に戦う武器になると手応えを感じていた。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi

 

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