インテル最古参の長友、今季残留へ意気込む 競争激化も「勝負できたら残りたい」

2戦連続先発のローマ戦 左太腿の違和感で交代も「守備に関しては上手く対応できた」

 インテルの日本代表DF長友佑都は、現地時間26日のリーグ第2節ローマ戦に2試合連続のスタメン出場を果たした。長友は相手攻撃陣の対応に追われ、0-1で迎えた後半11分に左太腿の違和感により自ら交代を申し出た。すると代わりに入った新加入DFダウベルトが安定したパフォーマンスを見せて、チームの3-1の逆転勝利に貢献。左太腿の状態とライバルの台頭でレギュラー維持に大きな不安を残すことになったが、今季のインテル残留に向けて改めて意気込みを語っている。

 強豪相手に、敵地で見せ場は訪れなかった。インテルはローマFWエディン・ジェコに先制点を許し、長友もFWグレゴイレ・デフレルとMFラジャ・ナインゴランの対応に迫られた。

「そうですね。すごく止めるのが難しい選手と、ずっとミーティングで言われてたので。ただ、何もさせてないんじゃないかと思うので、守備に関しては上手く対応できたかなと思います」

 左サイドを崩されなかったと胸を張った長友だが、ダウベルトの投入後、チームは怒涛の3ゴールで逆転勝利を挙げた。今夏インテルのサイドバックには、このブラジル人DFのほかに、バレンシアからポルトガル代表DFジョアン・カンセロも加わっており、6人の大所帯となっている。

 

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