ACL8強“日本勢対決”へ、川崎監督「攻撃的にやりたい」 浦和は「全く別のチーム」と警戒

準々決勝前日会見に川崎の鬼木監督と主将の小林が出席

 AFCチャンピオンズリーグの準々決勝、日本勢対決となった浦和レッズとの第1戦を前に、川崎フロンターレの鬼木達監督と主将のFW小林悠が前日会見に臨んだ。川崎はACLでの過去最高がベスト8だが、鬼木監督は「タイトルが全て。そこに行きつかないとチャレンジが成功とは言えない」と、通過点であることを強調した。

 川崎はグループステージを4試合連続ドローでスタートしたが、ラスト2戦で勝利して決勝トーナメントへ。ラウンド16ではムアントン・ユナイテッド(タイ)に2戦合計7-2と圧勝して、この舞台に駒を進めた。尻上がりに調子を上げてきたチームは、7月5日のリーグ第13節での浦和との直接対決では4-1と圧勝している。

 しかし、その後も失速が続いた浦和はミハイロ・ペトロヴィッチ監督との契約を解除して堀孝史コーチが監督に昇格。そこからスルガ銀行チャンピオンシップを含め、公式戦4戦無敗の3連勝と調子を上げている。鬼木監督は「監督が代わってから結果が出ている。自信を取り戻してきている印象があり、守備のところが整理され始めてコンパクトになっている」と浦和を分析した一方で、「そこのところは我々の攻撃で突けるところもあると思っている。我々は攻撃的にやりたい」と自信を見せた。

 そして「全く別のチームだと思っている。前回とは人も違うし、システムも違うし、マインドも変わっていると思う。前回の対戦は全く頭に入れず、新たなチャレンジとして戦っていきたい」と強調した。

 

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