名古屋FW佐藤が始球式で刺激 82キロのノーバン投球も「プロ野球選手の凄さを実感した」

始球式での貴重な体験を経て自身のブログを更新 「82キロの一球は全力投球」

 J2名古屋グランパスの元日本代表FW佐藤寿人は9日、ナゴヤドームで行われたプロ野球、中日ドラゴンズ対広島東洋カープで始球式を行った。佐藤は11日に自身のブログを更新し、「改めてプロ野球選手の凄さを実感した1日でした」と想いを綴っている。

 佐藤にとっては、J1サンフレッチェ広島に所属していた2009年のズムサタ(現MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)以来、自身2度目となる始球式。自らドラゴンズカラーの青いグローブを用意するなど気合十分で本番に挑んだ。

 サッカーのユニフォーム姿で登場し、低めへのノーバウンド投球を披露したボールは82キロを計測。名古屋はクラブ公式ツイッターで「練習では70km/h台だったとのことなので、さすがキャプテン本番に強い」と舞台裏を速報していたが、佐藤は改めてその瞬間を振り返っている。

「緊張しましたが、とても楽しい時間でした。ストライクとれなかったのは残念でしたが、周りからスローボールと言われた82キロの一球は全力投球でした」

 佐藤にとっての“渾身の一球”は、周囲からスローボールと評価されたそうで、「改めてプロ野球選手の凄さを実感した1日でした」と他競技のスポーツを通して刺激を受けたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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