先発9人入れ替えに苦笑い「率直に言うと」 古巣・浦和戦で4年ぶり記録「かなり意識しています」

小泉佳穂が古巣の浦和戦で躍動した
柏レイソルのMF小泉佳穂は、10月31日のJ1第13節浦和レッズ戦にフル出場し、1ゴール2アシストの活躍で4-0の勝利に導いた。古巣相手のゲームで大勝し「自分が2桁取るようなチームじゃないと、優勝とかタイトルには届かないと思っている」と、ゴールに関わるプレーへの思いを話した。
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柏は10月27日にAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でのタイ遠征で試合を消化し、翌日に帰国して2日間の調整で浦和戦に臨んだ。その日程でリカルド・ロドリゲス監督はGK永井堅梧とMF弓場堅真を除く9人のスタメン変更に踏み切った。タイでは後半45分間の出場だった小泉は「率直に言うと、このタイミングであれだけメンバーをいじるとは思っていなかった」と苦笑い。それでも「チーム全員で覚悟を持っていましたけど、お互いに声をかけ合うことができていて、集中力が途切れなかった」と話した。
前半は柏がテクニカルなパス交換で突破して浦和ゴールに迫る場面も、個人技に優れる浦和の前線による攻撃とそこからのゲーゲンプレスで押し込む場面と両方が出た。その中で前半37分、浦和が自陣でパスミスをしたところから左サイドに展開するとMF遠藤渓太がドリブルの仕掛けからシュート。これが浦和DF宮本優太に当たってこぼれたところを小泉が押し込んだ。2021年から24年まで声援を受けた浦和サポーターの前で決めた1点が、柏にリードをもたらした。
後半に弓場の追加点でリードを広げると、ラスト15分を切ったところで浦和は宮本が2枚目のイエローカードで退場処分に。柏が完全に優位を確立して迎えた後半アディショナルタイムに、小泉はMF久保藤次郎とDF原田亘の追加点をアシストした。
浦和時代も2年間指導した小泉についてロドリゲス監督は「戦術的な賢さをチームにもうまく伝え、チームの戦術的な機能性を高めるところでも攻守にわたって貢献してくれています」と絶賛。さらに、浦和のゲーゲンプレスを打開するのが試合のカギだと分析していたことを明らかにして「それを成し遂げたからこそ、相手陣地でプレーする時間も長く取れたと思います。それに大きく貢献したのが、今日の小泉だったと思います」と、ゲームを勝利に導く存在だったと笑顔を見せていた。
データ会社「オプタ」によると、小泉がJ1の1試合で3得点に直接関与したのは、2022年8月の磐田戦(2G、2A、浦和所属時)以来とのこと。試合後の取材対応時に「磐田戦以来だったってやつですよね」と、4年以上前の出来事を把握していた小泉は「数字のところは、かなり意識しています」としたうえで、ゴールに直結するプレーへの思いを語る。
「ポジション柄というか、自分が二桁取るようなチームじゃないと、優勝とかタイトルには届かないと思っているので。そういう意識があったから、あそこに入れたと思いますし、アシストに関しては味方がめちゃくちゃうまかったのでラッキーでしたけど。二桁得点だったり、二桁アシストというところは目標にしています」
この日の大勝で柏は勝ち点を28に伸ばして暫定3位に浮上した。シャドーの位置で確かな技術と戦術眼を発揮し続けた背番号「8」が大きな輝きを放った。




















