マンU“ゴール前5.5m”FKの大ピンチから「電撃カウンター」炸裂! わずか20秒でゴール奪取

間接FKを壁11人で守り切ったマンUが、電光石火のカウンターから先制点

 マンチェスター・ユナイテッドは2日、プレシーズンツアーでサンプドリアと対戦し、2-1で勝利。この試合、MFヘンリク・ムヒタリアンが決めた先制点までの一連のプレーが話題となり、英メディアは「電撃のカウンター」との見出しを打って紹介している。

 スコアが動いたのは前半10分。DFダレイ・ブリントが自陣左サイドからゴール方向に向かってバックパス。しかしGKダビド・デ・ヘアはペナルティーエリア左サイドにポジションを取っており、急いで戻るとゴール右隅を強襲するボールを、右手を伸ばして間一髪でセーブ。しかし、味方のバックパスを意図的に手で処理したとして、間接FKの対象となってしまう。サンプドリアに与えられたゴールエリアのライン上からの間接FKに対し、ユナイテッドは5.5メートル離れたゴールライン上に11人の壁を築いた。

 相手選手の蹴ったシュートは壁に当たり跳ね返ると、ユナイテッドはそのボールを拾い右サイドに展開。DFアントニオ・バレンシアが俊足を活かしたドリブルで一気に敵陣へと駆け上がる。高い位置でパスを受けたムヒタリアンは、正確なフィードでサイドチェンジ。ペナルティーエリア左に走り込んでいたDFマッテオ・ダルミアンが中央へクロスを上げたところにムヒタリアンが飛び込み、ヘディングで合わせて先制点を挙げた。

 

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