公式戦6試合連続の無失点「複数の守り方がある」 磐石のCBコンビ「積み上げているから」

ショルツが守備面での手応えについて話した
FC東京は10月10日のJ1第9節で浦和レッズと対戦し、3-0で勝利した。6試合連続での無失点になったゲームを終え、DFアレクサンダー・ショルツは「相手にとっては非常にプレーしづらいチームになっていると思います」と、チームの成長に自信を語った。
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前半から一進一退のゲームだったが、FC東京は後半18分にFW長倉幹樹が先制ゴールを奪うと、MF安斎颯馬とMF佐藤恵允が追加点を奪って突き放した。浦和は今季の公式戦全試合で少なくとも1ゴールを決めてきたが、初の無得点ゲームになった。Jリーグの記録では浦和の枠内シュートはわずか1本だった。
FC東京はリーグ開幕戦でFC町田ゼルビアを相手に5失点、第2節でヴィッセル神戸に2失点したが、その後のルヴァンカップや天皇杯も合わせ公式戦でわずか1失点だった。ショルツは、その変化について「一つだけではなく、さまざまな要因があると思います」としたうえで、チームの成長ぶりをこう語っている。
「まず、相手に与えている決定機が非常に少ないです。ほとんどゼロに近いところまで抑えることができています。我々には複数の守り方があります。ローブロックに自信を持っていますし、ミドルブロックでも守れます。さらに、前へ出てハイプレスをかけることもできます。さまざまな方法で守ることができるので、相手にとっては非常にプレーしづらいチームになっていると思います。チーム全体が内側を締め、コンパクトな状態を保ちながら、スライドして守ることができています」
このゲームでもDF稲村隼翔と組んだセンターバックコンビは盤石だった。ビルドアップでの安定感も際立つ組み合わせになっているが、ショルツは「稲村選手は試合を重ねるごとに向上しています。良い試合を一度しただけではなく、高いレベルのプレーを安定して続けています。現在の彼のパフォーマンスが非常に良いのは、集中力を保ち、一つの試合を次の試合へつなげながら積み上げているからです」と話す。公式戦では6試合連続の無失点になった。
そして「センターバックの2人が安定してプレーし、それを継続できれば、周囲の選手も安心してプレーできます。どちらか一人の力ということではなく、お互いのプレーがチーム全体の安定につながっていると思います」と、相棒の成長ぶりを称えつつ満足感のあるコメントを残した。
2023年には浦和でリーグ最少失点に貢献してベストイレブンに選出されたショルツだが「一度失点すれば、続けて失点することもあると思います。だからこそ、無失点が続いている現在の状況を楽しみたいです。今後、失点する試合もあるでしょう。その時にチームがどのような反応を見せるのかも重要ですし、良いリアクションをしなければいけません」と、楽観視するだけでなく経験から来るコメントも残した。
首位と勝ち点1差に迫ったFC東京だが、ボール保持能力や攻撃力だけでないセンターバックの安定感が大きな武器になっている。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















