本田圭佑、日本代表へ「古すぎる」 強化に持論…指導者の競争力に疑問符「グルグル回っている」

オンラインでイベントに登壇
シンガポール・プレミアリーグのFCジュロンに所属する元日本代表MF本田圭佑が10月2日、東京都内でSCOグループが主催する「Global Sports Business Summit 2026」にオンラインで参加した。日本代表がさらに強くなるための持論を展開した。
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森保一監督率いる日本代表は9月、10月の活動で4試合を実施。10月1日には第3戦のエクアドル戦(0-0)でPK戦を制して南米勢に3連勝を飾った。6月の北中米ワールドカップ(W杯)ではベスト32で敗退。来年1月のアジアカップまで異例の短期契約で森保監督が指揮をとることが決まっている。
同イベントに登壇した本田は自ら切り出し「複合的なところはあるが」と前置きした上で「日本代表、日本サッカーがどうやったらさらに強くなるのか」と提言した。
「あえて僕が言及したいところで言うと、やっぱり『指導者の競争力』があまりにも少なすぎる。ずっと同じ指導者、ずっと同じような監督が同じ学校にいたり、Jリーグにおいても監督ライセンスを持っている人があまりにも限られているので、その中でグルグル回さざるを得ない」
欧州からの一流指導者も莫大な費用がかかり現実的ではない。かねて、指導者ライセンス問題に言及している本田は「今やれるベストをやっているというのは理解もしてますし、一生懸命やっているっていうのは分かる。でもやっぱりシステムが古すぎる」切り込んだ。
以前より本田の主張は日本のトップチームを指揮するための「Proライセンス(旧称・S級ライセンス)」を必須にするのではなく、保持していなくても指揮をとれるようにするということ。だからこそ「ライセンスはあったらいいと思いますし、僕はなかったら指導できないというものを変えていけばいいだけだと思っている。これは日本協会だけに言っているわけではなく、世界のサッカーもそうなっていかないといけないという話。FIFAに行く時があったらその時にも言っている」という。
自身は今後もライセンス制度にとらわれず指導者としての経験を積む。現在所属しているシンガポールのFCジュロンでも現役選手としてプレーしつつ、指導者としての役割も果たしているという。
「絶対に日本の指導者の競争が足りないということは事実。もっとスピードを上げていかないと。下手なところから上手くなるのは簡単だけど、上手いところからさらに上手くなるには至難の業。日本代表もまさに今そのフェーズに来ていて、ある程度サッカー専門家を並べてベスト16までは来た。その先になると意見が分かれるだけでやってみないと分からない。なかなかこの20年結果が出ていないけど、ここからは普通の成長の仕方じゃベスト16以上はいけない。ギャンブル的なアプローチもやっぱり必要なんじゃないか、というのが僕の意見です」
日本代表がW杯で「ベスト16の壁」を超えるための持論。日本サッカーを次のステージへ引き上げるために熱弁をふるった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

















