死闘PK戦直後の行動が「偉かった」 すぐに喜ばなかった日本GK…冷静な判断に称賛の声「抜かりないぜ」

U-21日本代表のピサノアレックス幸冬堀尾【写真:徳原隆元】
U-21日本代表のピサノアレックス幸冬堀尾【写真:徳原隆元】

ウズベキスタンとの死闘を制したU-21日本代表

 大岩剛監督率いるU-21日本代表は9月30日、アジア競技大会の準決勝でU-21ウズベキスタン代表に勝利し、3大会連続の決勝進出を決めた。1-1で迎えたPK戦は、両チーム10人ずつが蹴るという死闘。最後、相手選手が外した直後にすぐに味方と喜びを分かち合わなかったGKピサノアレックス幸冬堀尾の行動に、SNS上のファンから称賛の声が上がっている。

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 最後の最後まで冷静だった。前後半90分だけでなく、延長線も含め120分で決着がつかずに突入したPK戦。互いに1本ずつ外してサドンデスになると、先行の日本は10人目でDF小杉啓太が決めたのに対し、ウズベキスタンのDFフシュヴァクトフはバーに当ててしまった。ベンチにいた日本の選手たちが一斉に喜びながらピサノのほうに走り込むなか、ピサノは高く上がったボールがしっかりゴールの外に跳ねていく様子を見送っていた。

 PKでは、蹴ったボールがポストやバーに当たって失敗したと思われても、跳ね返ったボールがゴールラインを割れば成功となる。実際、今年1月のU-23アジアカップの準々決勝ヨルダン戦では、2人目の道脇豊が蹴ったボールが相手GKにセーブされながらも、弾いて高く跳ね上がっていたボールが、大喜びでガッツポーズのGKを尻目に枠内に吸い込まれてゴールインとなる珍事も起こっていた。

 それだけに、喜びたい気持ちを抑え、最後まで気を抜かなかったピサノの行動にはSNS上のファンからも「PK戦の最後、バーにあたったボールをピサノがちゃんと追ってたのが偉い。少し前に逆スピンかかってゴールになった珍事あたったもんな」「ピサノ選手最後バーに当たった後もボール追ってて偉かった」「ピサノさんバーの跳ね返りちゃんとセーブしにいったのは素晴らしかった」「最後のPK道脇くんのやつを彷彿とさせたよね。 ピサノ最後までボール追いかけてて偉かった」「ピサノは喜ばないで 最後までボールを見てたのは 偉かったわ 抜かりないぜ」といった称賛の声が上がった。

 死闘を制したU-21日本代表は、2010年広州大会以来16年ぶりの金メダルを目指し、10月3日の決勝戦で韓国と対戦する。

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