浦和22歳FW「早く出してくれと」 鮮烈デビューも出番減→貫く”強気な姿勢“「自分で跳ねのけたい」

肥田野蓮治が富山戦で決勝弾【写真:アフロ】
肥田野蓮治が富山戦で決勝弾【写真:アフロ】

浦和FW肥田野蓮治が富山戦で決勝弾

 浦和レッズのFW肥田野蓮治が、9月29日のルヴァンカップ2回戦カターレ富山戦で3-2の勝利に導く決勝ゴールを挙げた。今年に入り桐蔭横浜大学から加入したストライカーは、新シーズンの公式戦初ゴールになった。「二桁ゴールはマスト」と強気な姿勢を口にする肥田野は「もっとプレッシャーをかけて、それを自分で跳ねのけたい」と、そのメンタルを語った。

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 浦和は前半に先制したものの、後半に2失点で逆転された。その後にセットプレーから追いつき、同点のラスト10分となったタイミングで肥田野を含む3枚替えで投入された。すると、後半38分にMF安居海渡からのスルーパスを受けてペナルティーエリア内に入り、GKとの1対1を制した。

 殊勲のストライカーは「ずっとベンチを見てアピールしていましたし、ずっと早く出してくれと思っていました。追いつかれたときも、絶対に自分が出て点を取れると思っていました」と、強気さを垣間見せながら笑顔を浮かべた。大きく抜け出した局面だったが「オフサイドかなと思ったんですけど、今日はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)もなかったので、プレーをやめないことが大事だと思いました。シュートまで、プレーをやめずに続けようと思いました」と、冷静さも保ちながら蹴り込んだ。

 昨年、大学4年生で特別指定登録されたシーズンでは、J1第37節のファジアーノ岡山戦で浦和史上初の下部組織所属の選手でない形でのデビューを飾り、いきなりのゴールを決めた。大卒加入で迎えたJ1百年構想リーグでは、開幕5試合で4ゴールするなど素晴らしいスタートを切ったが、その後は監督交代もあり出場機会を減らした。そうした中で、曺貴裁監督へのさらなる交代もあった新シーズンは「けがも続いたりして、個人的にはすごくもどかしい時間を過ごしました」というスタートだった。

 それでも「復帰すれば少ないながらも絶対にチャンスはあると思っていたので、そこで必ず結果を残すという気持ちを持ってピッチに立ちました」というゲームで、チームを勝利に導いた。

 新シーズンに向け「二桁ゴールはマスト」と宣言するなど、強気な姿勢が魅力の一つだ。そのコメントについて「もちろん、二桁ゴールという目標は変わりません。もっと自分に発破をかけるというか、もっとプレッシャーをかけて、それを自分で跳ねのけたいです。もっと得点を量産して、チームの勝利に貢献できるように、一戦一戦に集中してやっていきたい」と、自分自身を追い込む意味も込めながら話した。

 リーグ屈指のスプリント能力を持つレフティーは「とにかく得点を求められていると思いますし、それが自分の仕事です」とキッパリ。この富山戦をキッカケに再び上昇気流に乗れるか注目される。

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