アシストつかずも…北朝鮮戦で決勝弾を演出「躊躇なく」 19歳が追う背中「間違いなくいいお手本」

佐藤海宏がタフな一戦でフル出場を果たした
大岩剛監督率いるU-21日本代表は9月26日、アジア競技大会の準々決勝でU-23北朝鮮代表と対戦し、1-0で勝利した。試合後にフル出場したDF佐藤海宏(アルビレックス新潟)が「正直あまり狙ってなかった」と決勝ゴールを演出した大胆キックについて話した。
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利き足とは逆の右足で蹴り上げたボールがゴールのきっかけになった。前半39分、最終ラインの佐藤が右足で高く蹴り上げたボールが前線に届き、FWンワディケウチェブライアン世雄が相手DFに競り勝ち、冷静にゴールネットを揺らした。公式記録でアシストはつかなかったが、「メリハリ」を意識した一戦で大胆なプレー選択がゴールにつながった。
「得点のところも自分が躊躇なく大きく蹴ったのが、効果的に繋がって得点が生まれたっていうのはポジティブな面だと思う。結果的にその自分のハッキリとした選択が得点に繋がったのでよかった」
ゴールにつながるプレーを見せた一方で、身体能力の高い北朝鮮攻撃陣には手を焼いた。「対応のところだったり、駆け引きのところだったり、前半背後取られるシーンもあった」。予想を上回ってきた北朝鮮との戦いから、これから先に生かしていきたいきっかけを掴むことができた。
「全体的にスピードがあって身体能力も高くて、そのなかでも下でつないでくる技術もしっかりとあって、相手に押し込まれる時間があった。そのなかで、対応のところだったり、駆け引きのところだったり、前半背後取られるシーンもあったので、そういうところはまだまだ自分に足りないところだなと思います。でも、勝ってそういうところをポジティブに修正していけるのはいいことだと思うので、そこは今後に生かしていけるんじゃないかなと思います」
相手が北朝鮮ということもあり、試合前には2023年アジア大会での北朝鮮戦を映像でチェック。大岩監督からも選手に「そういうものには付き合わない」と共有があった。「自分たちのやるべきことをしっかりやろう」と共通認識を持ち、この一戦に臨んだ。「対応のところだったり、判定のところもありましたけど、勝てたことがすべて良かったのかな」。タフな一戦にフル出場し、普段のJリーグでは得られない経験値も得ることができた。
「自分としてはあんまり相手に怖さはなかったですし、球際のところだったりのこだわりっていうのは相手からも学べることはすごくあると思うので、そういうところは、こういう相手からも学べることはすごくあったのかなと思います」
グループステージ最高評価のタイ戦では、同じポジションを争うDF小杉啓太(フランクフルト)がゴールを決めるなど、随所でブンデスリーガレベルを示した。佐藤にとっても良い刺激を受けながら、残りの2戦に向かっていく。
「間違いなくいいお手本だと思いますし、見て学べることっていうのはすごく多くある。でも、そのなかでで違った良さを自分も出していけると思うので、そういったところを、こういう試合展開の中でも自分でそういうシーンを作り出せるようにしていかないといけない。啓太の存在っていうのはすごい自分にとって刺激になるので、そこは高いレベルの中で普段彼はやってるので、見て学んでいいところはより多く吸収していきたいなと思います」
U-21のチームで息を吐く19歳。先輩の背中を見ながらタフな一戦を経て多くの経験値を蓄える90分間になった。
(FOOTBALL ZONE編集部)


















