塩貝健人、批判殺到で“家族も心配”「それが一番悔しかった」 パフォ意図は「あの1点で黙らせる」

代表初ゴールを決めた塩貝健人【写真:徳原隆元】
代表初ゴールを決めた塩貝健人【写真:徳原隆元】

塩貝健人が後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを決めた

 サッカー日本代表は9月24日、宮城スタジアムでウルグアイ代表と国際親善試合を行い、3-1で勝利した。試合終了間際に勝ち越しゴールを決めたFW塩貝健人が試合後に自身に向けられた批判の声に対して「僕のあの1点で黙らせる」と反骨心を口にした。

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 途中出場でピッチに立った塩貝は、試合終了間際に見せ場を作った。直前のプレーでは空回りする場面もあったというが、得点シーンでは「もう点取ること意識して、あそこでスペース作って」と振り返るように、味方にボールを預けて動き直し、再びパスを受けて見事にゴールを奪った。得点後には、人差し指を口に当てるゴールパフォーマンスを披露した。

 ゴールパフォーマンスのについては「今2部でプレーしてたり、今回の選出だったり、ワールドカップでの、まあいろんなことがあって」と説明。自身に向けられた批判の声に対して「僕のあの1点で黙らせるっていうわけじゃないですけど、そんな感じの意味があって」と説明した。北中米ワールドカップ(W杯)後には家族が周囲の声を気にしており、「それが一番悔しかった」という。それだけに「自分のゴールでそういう身近な人というか、応援してくれてる人を喜ばせられたらなってずっと思ってたんで、それは本当に嬉しいです」と喜びを噛み締めた。

 一方で、ゴール前のプレーには反省も忘れない。得点前の場面では「ボールしか見えなくなって」と視野の狭さを痛感しており、名波浩コーチや長谷部誠コーチからも「もっとシンプルにやってもいいんじゃないの」と指摘を受けていた。「このゴールだけで満足せずに、そういうところをしっかり改善できるように」と気を引き締める。さらに、自身がライバルと位置付けるFW上田綺世が3点目を決めて「涼しい表情をしてた」ことにも触れ、「俺ももっとこの1点で喜んでる場合じゃないし、もっともっと上手くなって、もっと点取れるようになりたい」と向上心を覗かせた。

 チームの底上げが求められる中、同世代の活躍も大きな刺激となっている。デビュー戦でゴールを決めたMF松木玖生に対し「僕も火がついた」と語り、MF佐野航大らとともに切磋琢磨していく決意も見せた。「僕たちが次は引っ張っていかなきゃいけないと思う」。批判を結果ではね返し、日本代表の次代を担う存在としてさらなる高みを目指す。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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