22歳日本人に衝撃「なんだ、この弾道は!?」 欧州で超絶ミドル…代表入りへ期待「今一番乗っている」

PSVの佐野航大【写真:Pro Shots/アフロ】
PSVの佐野航大【写真:Pro Shots/アフロ】

佐野航大がスパルタ・ロッテルダム戦で移籍後初ゴール

 オランダ1部PSVアイントホーフェンMF佐野航大は現地時間9月13日、リーグ戦第6節スパルタ・ロッテルダム戦に先発出場し、移籍後初ゴールを記録した。豪快にネットを揺らした低弾道のミドルシュートは現地でも大きな話題に。元日本代表の太田宏介氏も佐野のゴラッソに驚きを隠せないでいる。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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「なんだ、この弾道は!? 初めて見ました……」

 前半39分、ゴール正面でボールを受けた佐野が右足を一閃し生まれた豪快ミドル弾に太田氏の口から感嘆の言葉が漏れた。確かに相手GKの手前で一度ボールはバウンドし、スリッピーなピッチも手伝って球速が増している。それでも、「そもそも」と前置きしたうえで太田氏は今回の佐野のゴールをこう称えた。

「今回のような距離をシュートレンジとして持っている日本人選手はそこまで多くないのに、それでも打てるのが素晴らしい。しかも、佐野の場合、こういうシュートを左足でも打てるからすごいですよね」

 佐野は今夏にリーグ王者のPSVへ31億円の移籍金で加入。必然的にファン・サポーターからの期待値が高くなるなかでも加入直後から「期待通り」存在感を示してきた。ここまでの活躍ぶりを受け、太田氏は佐野に対する見解をこう語る。

「UEFAチャンピオンズリーグを含めて、高水準のユーティリティ性を見せてきていると思います。なので、監督にとってはチームに欠かせない1人になっているはずです。しかも、献身性が高く、周りを生かす能力にも長けている。チーム内で求められていることはきっと多いはずですが、それを全部こなしているように見えるので『佐野航大、すげえな』と言うほかないですね。また、SNSを見ていてもムードメーカー的な雰囲気が伝わってきますし、そういったメンタリティもきっと評価されているはずです」

 今月の代表活動に向けても「正直、今一番乗りに乗っている選手だと思います」と太田氏。招集される可能性は高いとしつつ、「ボランチなのかシャドーなのか、どういう使われ方をされるかは注目しています」と欧州で輝きを増すばかりの日本人MFに期待を寄せている。

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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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