イブラヒモビッチが伝えたかったこと 「私を通して彼らを見てもらいたい」

「タトゥーはなくなってもその人々は存在する」

 イブラヒモビッチは体に貧困などに苦しむ子供の名前を一時的なタトゥーとして刻み込んでいた。PSGの公式サイトで、イブラは「私がシャツを脱いだ時から、みんな新しいタトゥーについて質問をしてきた。世界中で実際に貧困に苦しんでいる50人の子供達の名前を一時的なタトゥーにした。タトゥーはすでになくなってしまったが、その人々はまだ存 在する。私を通して彼らを見てもらいたい。WFPを助けてほしい」と報告している。

 同僚のブラジル代表DFダビド・ルイスも自身のツイッターでイブラの動画を掲載するなど、イブラの心打つアクションは飢餓撲滅に向けて大きな波を生んでいる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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