22歳が経緯釈明「もう浦和の選手なので」 古巣相手に感情爆発…喜び自重せず「出てしまった」

浦和の南野遥海【写真:森田直樹/アフロスポーツ】
浦和の南野遥海【写真:森田直樹/アフロスポーツ】

浦和の南野遥海「自然とそういう気持ちが出てしまったのかなと思います」

 浦和レッズのFW南野遥海は、8月7日の古巣対決となったガンバ大阪とのJ1開幕戦で移籍後の初ゴール。かつてのホームスタジアムで喜びを爆発させ「今後につながる」と話した。

 南野はG大阪のアカデミー出身で、2023年のトップ昇格から2シーズンはテゲバジャーロ宮崎(当時J3)、栃木SC(当時J2)へ期限付き移籍。昨年にG大阪へ復帰すると今年のJ1百年構想リーグでは17試合7ゴールの結果を残したが、新シーズンに向け浦和へ移籍していた。そうした経緯もあり、1-2のビハインドで後半15分に投入された瞬間は、数か月前までホームだったパナソニックスタジアム吹田に詰めかけたG大阪のサポーターから強烈なブーイングを受けた。

 それでも、前半の内にMFマテウス・サヴィオが退場処分となり数的不利に陥っていたチームのなかで勢いを与えるプレーを見せ、2-2の同点で迎えた後半35分には左サイドを切り込んだMF渡邊凌磨からのラストパスを丁寧に押し込み、喜びを爆発させた。

 古巣対決でのゴールには喜びを自重する選手もいるが、「もう浦和の選手なので、サポーターの期待に応えたいというのがありましたし、チームで認められるためには結果が必要だったので、自然とそういう気持ちが出てしまったのかなと思います」と話した。

 このゴールで浦和は一時3-2と逆転に成功したが、残り時間で2失点して3-4と逆転負けを喫した。それでも「結果としては勝てませんでしたけど、次の試合が待ち遠しいと思えるくらい、自分のなかでは手応えがありました」と、約70分間を10人で戦いながらも互角に渡り合ったことに自信を深めた。

 まだ22歳の若さだが4クラブ目となる南野は「いろいろ移籍してきましたけど、古巣との対戦は初めてだったので難しい部分もありましたし、やっていて楽しい部分もありました。ああいう形で得点できたのは、自分のなかでも得意な形だったので自信にもなりましたし、今後につながると思います」と、古巣対決を振り返った。そして「勝てれば一番良かったですけど、こういう環境でプレーできたことには、ガンバ大阪のサポーターにも感謝したいと思います」と、感謝の言葉も残している。

 試合後のミックスゾーンではG大阪の選手たちと旧交を温め合い、挨拶をする姿もあったが、次節のホーム開幕戦でサンフレッチェ広島と戦うゲームに向け「埼玉スタジアムでプレーできるのは本当に楽しみなので、結果を求めてやっていきたい」と、気を引き締め直してスタジアムを後にしていった。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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