サンチェス、注目の去就は「アーセナル次第」 交渉進展せず…CLでのプレー希望を公言

残り1年となった契約 「アーセナルの決定を受け入れる必要がある」

 残り1年となった契約の延長問題がいまだ進展していないアーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、自身の去就についクラブ次第との姿勢を明確にしているが、その一方でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのプレー希望も公に語っている。

 サンチェスはチリ地元ラジオの「ラジオ・スポルト」のインタビューに応じ、注目の去就問題に言及。「僕はこれまで自分で決断をしてきたが、今はアーセナルの決定を受け入れる必要がある」と語っている。CLでのプレーを夢としつつも、移籍するかどうかはアーセナル次第と平静を保っている。

「彼ら次第だよ。僕は彼らがどうしたいのか知る機会を待つ必要がある。僕の考えはCLでプレーし、勝つこと。それが小さい頃からの夢だ」

 サンチェスとアーセナルは2018年6月までの契約を結んでいる。クラブはチームの大黒柱との契約延長を念頭に置いているが、給与面での折り合いがついていないのか、交渉はいまだ進展していない。アーセナルは昨季リーグ5位となってサンチェスが夢見るCL出場権を逃した。それでもアーセン・ベンゲル監督はウェスタン・シドニー・ワンダラーズとのテストマッチ後に「当然(サンチェスは残留する)。私の考えはいつもポジティブ」と前向きな姿勢を貫いている。

 メガクラブがこぞって獲得を狙うサンチェス。このまま“ガナーズ”(アーセナルの愛称)でのプレーを続けるのか。それもと自身の夢を追うために移籍を選択するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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