勝負を分けた”1ミリ”「涙を流し、交代を申し出た」 欧州で起きた痛恨ミス「審判団を取り囲んだ」

ECLの予選で起きたプレーが話題
UEFAカンファレンスリーグ(ECL)の予選で、衝撃的な”1ミリ”による悲劇が起こった。マルタのハムルーン・スパルタンズがフェロー諸島のNSIルナヴィークを迎え撃ったゲームはまさかの結末を迎えた。
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ハムルーンは昨季、ECLで本戦まで進出したもののリーグ戦を3位で終えて予選1回戦からの登場になった。アウェーでの初戦を1-1で終えてホームに迎え撃った第2戦、後半アディショナルタイムまで1-1の同点で推移し、延長戦の突入が間近だった。
その時、ルナヴィークが右サイドから攻撃を仕掛けてゴールラインを割りそうなボールに諦めずにスライディングして中央への折り返しをした。この時、ハムルーンの選手はゴールラインを割ったと確信し、ボールをトラップするとゴールキックを素早くリスタートするため、手でボールを地面に抑えてすぐにショートパスをした。しかし、ここで主審のホイッスルが鳴り、ハンドとしてPKが宣告された。これを決めたルナヴィークが勝ち越しゴールを決め、予選2回戦へと進出した。
マルタの地元メディア「SPORTS DESK」では、この顛末を「リプレーでは、ルナヴィークの選手が触れる前にボールがすでにゴールラインを割っていたように見えた。しかし、ルクセンブルク人主審のジェレミー・ミュラーも副審も、アウトオブプレーとは判断しなかった」として、ボールを拾い上げてしまったハムルーンの主将エメルソン・マルセリーナは「PKの直後に涙を流し、交代を申し出た」という。
そのマルセリーナの交代時に「ハムルーンのサポーターは、スタンディングオベーションで彼を送り出した」とした一方で、「試合終了の笛が鳴ると、怒りに満ちたハムルーンの選手たちは審判団を取り囲んだ。スタンドのサポーターも怒りの声を上げ、審判団は警察官に付き添われてピッチを後にした」と、混乱が起こったことを報じた。
ゴールラインをギリギリ割ったかどうかのプレーがゴールにつながったものは、日本のサッカーファンにはカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表がスペイン代表と対戦した際の「三笘の1ミリ」として印象深く知られるが、その諦めないプレーはマルタで悲劇的な敗退劇を呼んだようだ。




















