決勝弾に涙「このゴールを夢見てきた」 アルゼンチンFWが感極まる「夢が叶う場所」

決勝ゴールを決めたラウタロ・マルティネス【写真:徳原隆元】
決勝ゴールを決めたラウタロ・マルティネス【写真:徳原隆元】

決勝ゴールを決めたラウタロが家族への思いを明かした

 アルゼンチン代表を決勝戦に導くゴールを決めたFWラウタロ・マルティネスは、感極まっていた。現地時間7月15日の北中米共催ワールドカップ(W杯)準決勝でイングランド代表と対戦し、後半アディショナルタイムにFWリオネル・メッシのクロスをヘディングで決めた。

 アルゼンチンは後半10分に0-1のリードを許すと、徐々にペースを上げて相手を完全に押し込んだ。その中で後半40分にMFエンソ・フェルナンデスが同点ゴールを決めると、後半アディショナルタイム2分、右サイドでメッシが縦に突破して右足クロスを入れると、ラウタロが頭で押し込んで一気の逆転劇。わずか7分で試合をひっくり返して2-1の勝利を収めた。

 ラウタロは試合後のフラッシュインタビューに涙を見せて「父親に初めてサッカーシューズを買ってもらった時、その時からこのゴールを夢見てきたんです」と感動のコメント。「父親の影響もあります。そして、常に僕のことを育ててくれました。いつも気にかけてくれました。この決勝に進めるなんて。僕の2人の息子もここにいます。この息子たちが僕の人生を変えてくれました」と、家族への感謝を話した。

 さらに国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューエリアでもラウタロは感動が収まらない様子で「本当に信じられないようなことです。努力、犠牲、そのすべてが実を結びました。もちろん、この瞬間にいることはとても難しいことです。ここは、夢が叶う場所です。努力をして、常に休むことなく向上を求め続ければ、こういうことができるんです」と語った。

 イタリアの名門インテルでエースとして活躍するラウタロは、本来ならアルゼンチン代表でもエースとして扱われておかしくないが、メッシの存在もありチームのために犠牲的な精神を発揮しながらプレーしている。それでも、世界屈指の決定力を持つストライカーは、母国を決勝に導くゴールで主役の座を手にした。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング