ケイン落胆「胸が張り裂けそう」 痛恨の逆転負け…60年ぶり悲願ならず「ただただ無念です」

「1-0とリードした時、我々は守りに入ろうとしてしまった」
イングランド代表は現地時間7月15日、北中米ワールドカップ(W杯)の準決勝でアルゼンチン代表と対戦し、1-2で敗れて決勝進出を逃した。試合後、エースのFWハリー・ケインは「選手たちを思うと胸が張り裂けそうです。チーム、スタッフ、ファン、みんなを思うとやりきれません」と悲痛な思いを口にした。
前半と後半の開始直後は、高い位置からのプレスが機能し、ボールを奪って試合をコントロールできていた。しかし、先制後に状況は暗転した。相手が前線に人数をかけてきたことでマンツーマンでの対応が難しくなり、次々と波状攻撃を受ける展開に。トーマス・トゥヘル監督は5バックの守備的戦術に変更したが、リードを守り切ることはできず、逆転を許した。
ケインは「試合の大部分で良いプレーができていました」と振り返りつつ、「1-0とリードした時、我々は守りに入ろうとしてしまったようですが、このレベルではそれでは通用しません」と悔しさを滲ませた。先制した際のチームへのメッセージは「もう一度攻め上がり追加点を狙いに行くこと」だったが、相手に2点を奪われた後、主導権を完全に取り戻す打開策を見つけることはできなかった。
それでも、チームの戦いぶりには誇りを持っている。「ここまで来るために懸命に努力し、選手たちが走力、血と汗と涙の全てを出し尽くしてくれただけに、ただただ無念です」と語り、チームが多大な労力とプレッシャーのなかで強さを示したことを強調した。
今大会でも多くの素晴らしい試合を見せ、再び準決勝の舞台へと駒を進めた。「我々は『ドアを叩き続けている』と話していますし、実際に近づいています」と前進している手応えを口にしたケイン。大会の終盤を勝ち抜くための課題を見据え、「本当にその最後のピースだけが足りないのです」と悲願達成への思いを噛み締めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















