ノルウェー監督「本当に奇妙な出来事」 FIFAは否定も…物議の判定を疑問視「多くの人が見ていた」

ノルウェーはイングランドに1-2で敗れた
北中米ワールドカップ(W杯)の準々決勝が現地時間7月11日に行われ、ノルウェー代表はイングランド代表に延長戦の末に1-2で敗れた。ノルウェーを率いるストーレ・ソルバッケン監督はゴールキックが上空カメラのケーブルに当たって失点につながった一件について「FIFAが言うのであれば私には何も言えない」と語った。
ノルウェーが1-0とリードして迎えた前半アディショナルタイム2分だった。GKエリアン・ニーランのゴールキックがイングランド代表MFエリオット・アンダーソンにカットされ、そのまま左サイドのFWアンソニー・ゴードンへパスが渡った。さらに中央でパスを受けたMFジュード・ベリンガムが巧みにエリア内を突破し、左足のシュートでゴールネットを揺らした。
同点ゴールとなったこの場面、ニーランが蹴ったボールはピッチ上空に張られたカメラ用のケーブルに接触し、山なりだったボールの軌道が変化して落下したように見えた。ノルウェーの選手やソルバッケン監督は上空を指さして主審に抗議したが、そのまま得点は認められた。
FIFAのメディア部門専門Xはこの得点について「ノルウェーとの試合で45+2分に生まれたイングランドのゴールの前に、『コネクテッド・ボール』のセンサーは“ボールの心拍数”にピークを示さなかっため、上空のワイヤーに当たってボールの動きが変わったという証拠はない」とゴールが認められた理由について説明していた。
試合は1-1のまま延長戦に突入。ノルウェーは延長前半3分にベリンガムにゴールを再び決められ、1-2で敗れた。
ソルバッケン監督は試合後の会見でボールがケーブルに当たった瞬間を見たのかと聞かれると、「私はその内の一人はないが、多くの人が見ていた」とコメント。さらにFIFAが証拠がないと声明を出したことについて聞かれると「(ボールに内蔵されている)チップが触れたかどうかを検知できないとFIFAが言うのであれば、私には何も言えない」と語り、判定は受け入れざるをえないものであるとの姿勢を示した。
そのうえで、指揮官は「GKのニーランやボールを受けようとした選手も含め、その場にいた全員がボールが空から真下に落ちてきたと言っていた。私はその時別の方向を見ていたので何が起きたのかと思ったが、(ケーブにボールが当たったことは)間違いないと思う。本当に奇妙な出来事だった」とボールの軌道が変わったことは事実だという見解を強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















