イングランド同点弾に「ノルウェーが激怒」 抗議も認められず…元審判が指摘「VARで確認されるべき」

イングランドの同点弾シーンを元審判員が解説
2026年ワールドカップ(W杯)の準々決勝が現地時間7月11日に行われ、イングランド代表がノルウェー代表に2-1で勝利した。この試合でイングランドMFジュード・ベリンガムの同点弾を巡り、ノルウェー側が猛抗議する事態へと発展していた事象を英紙「インデペンデント」が「ベリンガムのゴールが認められたことにノルウェーが激怒」と報じた。
イングランドの同点弾のシーンではノルウェーのゴールキックをカットしたところから攻撃がスタートした。GKエリアン・ニーランの蹴ったボールはピッチの上空に張られたカメラ用のケーブルに当たって角度が変わり、落下したボールをイングランドMFエリオット・アンダーソンが拾って前線に展開。そこから左サイドのMFアンソニー・ゴードンに渡り、折り返しを受けたベリンガムがゴールへと蹴り込んだものだった。
この同点弾に対し、ニーランやノルウェーのストーレ・ソルバッケン監督らスタッフが主審へ激しく抗議したものの、判定は変わらずに得点が認められていた。元プレミアリーグ審判員のマーク・クラッテンバーグ氏は、米テレビ局「Fox」の番組内でこの場面について言及している。
「カメラのケーブルにボールが接触したことが、レビュー対象となる事象の一部であれば、VARは介入することができる。ゴールに至る攻撃フェーズのプレーは、VARのレビュー対象に含まれる。VARによって確認されるべきだった」
同メディアはもしボールが空中カメラに当たった場合、「外部からの妨害」とみなして試合を止め、ドロップボールで再開することができると指摘した。
その後FIFAのメディア部門専門Xはこの得点について「ノルウェーとの試合で45+2分に生まれたイングランドのゴールの前に、『コネクテッド・ボール』のセンサーは“ボールの心拍数”にピークを示さなかっため、上空のワイヤーに当たってボールの動きが変わったという証拠はない」とゴールが認められた理由について説明していた。
試合は延長戦でベリンガムがゴールを決めてイングランドが勝利しただけに、物議を醸す判定となっている。




















