デ・ブライネ落胆、クルトワ負傷、ルカクも涙 ベルギーが不運の敗退…失意のなかに家族の支え

ベルギー代表はスペインに1-2で敗れた【写真:ロイター】
ベルギー代表はスペインに1-2で敗れた【写真:ロイター】

ベルギーの選手たちが落胆

 ベルギー代表は現地時間7月10日の北中米共催ワールドカップ(W杯)準々決勝のスペイン代表戦に1-2で敗れた。主将のMFケビン・デ・ブライネとFWロメル・ルカクは、敗戦後のスタジアムで家族のところへ向かい、失意の表情を見せていた。

 試合直前にMFユーリ・ティーレマンスを負傷により急遽スタメンから外さざるを得ないアクシデントがありながら迎えたスペイン戦は、前半から自陣に押し込まれる展開が続いて先制点も奪われた。しかし、前半41分には右サイドを切り崩してのクロスをFWシャルル・デケテラーレが合わせて同点に追いついた。

 後半に入ると守護神のGKティボー・クルトワが負傷交代を余儀なくされるアクシデントがあり、後半43分にミドルシュートのこぼれ球を蹴り込まれての敗戦になった。

 これまで途中出場でのゴールも見せてきたルカクは、このスペイン戦では不発に終わった。地元メディア「Nieuwsblad」は、スタンドの弟のところへ向かうルカクをとらえた。家族と抱き合ったルカクだが、今年に入って父を亡くす悲しい出来事を乗り越えてのW杯だった。

 また、デ・ブライネもスタンドへ向かい、妻と子供たちとともに敗戦を噛みしめる姿がとらえられていた。落胆の表情の中でも家族の存在が心の支えになったことだろう。

 デ・ブライネやルカクはベルギーの黄金世代と呼ばれた選手たちの一角で、2018年ロシアW杯では3位に入った。欧州のビッグクラブでも活躍してきた彼らにとって、最後のW杯になる可能性も高かった北中米での戦いは、ここで幕を閉じた。

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