無念の幕切れ…負傷交代→涙のクルトワ「もちろん続けたかった」と本音 監督の決断を尊重

後半の早い段階で左足を痛めて無念の途中交代
北中米ワールドカップ(W杯)は現地時間7月10日、準々決勝でベルギー代表とスペイン代表が対戦。後半途中で負傷交代したベルギーの守護神・GKティボー・クルトワが試合後に取材に応じ、「調子が良い時にこのような試合で退かなければならなかった」とフラストレーションによる涙の理由を明かした。
無念の幕切れだった。後半の早い段階でロングキックを蹴った際、左足に違和感を覚えたという。「その後いくつかセーブをして大丈夫そうだったので続けましたが、再びロングキックを蹴った時に痛みが強まりました」と状況を説明。「あと5分、10分様子を見たかった。もちろん(プレーを)続けたかった」と本音を覗かせつつも、「リスクを避けるために交代を申し出ました。監督は100%の状態の選手を求めていたので、その決定を尊重します」と、自ら指揮官の判断に従った経緯を語った。
戦ったスペインについては「すべてのタイトルを勝ち取る本命の一つ」と高く評価。「今日、僕たちは彼らに対して良い試合運びをしましたし、多くの人が予想していたよりも手強い相手だったはずです」と胸を張った。次戦以降に向けては「この準決勝の勝者がワールドカップを制するだろうと思っています」と、スペインとフランスの対戦の行方を占った。
MFケビン・デ・ブライネやFWロメル・ルカクら長らくチームを牽引してきた世代に対する批判的な声に対し、クルトワは毅然と反論した。「『黄金世代は何も勝ち取れなかった』と批判する人が多いのは知っていますが、僕たちはベルギーです。イングランドやスペイン、フランスではない」と強調。人口1200万人にも満たない小さな国が、大きな大会で素晴らしい姿を見せてきたことへの自負をのぞかせ、「これまで成し遂げてきたことすべてを誇りに思っています」と力強く語った。
そして「何も勝てなかったと批判するのは簡単ですが、サッカー界の偉大な名前を見てください。全員が大きな大会で優勝しているわけではありません」と語り、自ら歩んできた歴史を肯定したクルトワ。代表での今後については「ネーションズリーグは休んで、ユーロ予選で戻ってきたいと考えています」と意欲を示しつつ、「誇るべきことはたくさんあります」と語った言葉に、守護神としての確かな誇りが滲んでいた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















