スペインが16年ぶりにベスト4進出 ベルギーとの欧州対決に勝利…試合終盤に再びメリーノ弾

ミケル・メリーノが途中出場から勝ち越しゴール【写真:ロイター】
ミケル・メリーノが途中出場から勝ち越しゴール【写真:ロイター】

スペインとベルギーの欧州対決

 スペイン代表が16年ぶりの優勝に向け4強入りを果たした。現地時間7月10日に北中米共催ワールドカップ(W杯)の準々決勝でベルギー代表と対戦し、試合終了間際の決勝ゴールにより2-1で勝利した。

 初戦で伏兵カーボベルデと引き分けたものの、大会全体で見れば無失点で強さを見せ危なげなく勝ち上がってきたスペインと、グループリーグを1勝2分で終え、その後も点の取り合いを制してきたベルギーの対戦になった。序盤からスペインが押し込む中、ベルギーも個々の強さを見せるタレントを生かした速攻を見せる展開になった。

 先にスコアを動かしたのはスペインだった。前半30分、右サイドをコンビネーションで崩した後に中央へラストパスが入るとMFダニ・オルモが合わせる。これはGKティボー・クルトワが弾くも、そこにMfファビアン・ルイスが詰めて蹴り込んだ。

 それでもベルギーは前半41分、右サイドからクロスを入れると長身FWシェルル・デケテラーレが相手の前に体を入れてヘディングシュートを決めた。今大会で初失点のスペインにとってW杯での失点は2022年カタールW杯での日本代表戦、「三笘の1ミリ」と呼ばれたMF田中碧のゴール以来のこと。両者譲らず1-1の同点でハーフタイムに入った。

 後半も一進一退の展開だった中でベルギーにアクシデントが起こった。後半の半ばに守護神のクルトワがピッチ上に倒れ込んで治療を要求。ハイドレーションブレーク明けにGKセンネ・ラメンスとの交代を余儀なくされた。名手クルトワは涙を浮かべながらピッチを後にした。

 スペインが完全に押し込んでいた中で迎えた後半43分、ミドルシュートのこぼれ球にMFミケル・メリーノが詰めて蹴り込んだ。決勝トーナメント2回戦のポルトガル代表戦に続く終盤の決勝ゴールにより、2-1で勝利したスペインはフランス代表との準決勝に進出した。

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