日本代表監督就任も自作自演? ラウドルップ氏のプレミア監督就任話に疑惑浮上

契約交渉を有利にするための自作自演? 英メディアが報じる

 

 一方、ラウドルップ氏に関しては、フェルナンデス会長が「夢の監督」とツイートしたことでイングランドメディアに おいて一気に本命に浮上したが、地元紙は「どちらかといえば、ラウドルップサイドの働きかけで事態は動いたようだ。代理人サイドがQPRとコンタクトを取り、ミカエル・ラウドルップが候補者の名前に浮上させようとした」と報じている。

 ラウドルップ氏の代理人であるベイラム・トゥトゥムル氏は「ラウドルップはレフウィヤとの契約が残っている。チームが彼を手放すとは考えられない」とコメントを出したが、QPRへの移籍騒動に関しては、スカイ・スポーツは指揮官周辺による“自作自演”の可能性を指摘している。

 ラウドルップ氏は、スペイン1部サラゴサ時代の八百長疑惑で契約解除となったハビエル・アギーレ前日本代表監督の後任最有力候補として日本で報じられてきた。

 欧州トップリーグでの監督としての実績、現役時代の活躍、そして、眉目秀麗で高いカリスマ性と三拍子そろった候補者だけに、日本監督に関する後任交渉は虚々実々の駆け引きや、よもやの自作自演でないことを祈るばかりだ。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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