アンチェロッティ監督は続投か「これがサッカー」 王国立て直しへ誓い「新たなサイクルの始まり」

ブラジルはノルウェーに1-2で敗れベスト16で敗退
ブラジル代表は北中米ワールドカップ(W杯)ラウンド16でノルウェー代表と対戦して1-2で敗れた。1990年イタリア大会以来となるベスト16での早期敗退となったが、4年後の2030年W杯まで契約を結んでいるカルロ・アンチェロッティ監督は、「自分たちの仕事を続け、勝利を目指さなければいけない」と、チームを立て直すことを誓った。
今大会も悲願の6度目の優勝は果たせなかった。そして、6大会連続での無冠は、ブラジル史上最悪の記録となった。ラウンド32の日本戦に苦しみながらも2−1と逆転勝ちしたブラジルだったが、試合終盤にノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに2ゴールを決められると、試合終了間際にFWネイマールのPKで1点を返したが、反撃は及ばなかった。
ブラジル代表初の外国人監督として、北中米W杯を戦ったアンチェロッティ監督は「今日の試合に関しては、勝利に値する時間帯もあったと考えている。こうした敗戦を経験したが、これは終わりではなく、新たなサイクルの始まりだと認識しなければいけない。仕事を続け、勝利を目指さなければいけない。改善を続けなければいけない」と、力を込めた。
かつてのように優勝候補の大本命だったわけではないが、それでも有力な優勝候補の一角だったブラジル。アンチェロッティ監督も「今日の試合を含めても、ブラジルはこのW杯まで最後まで勝ち進める力があったと思う」と、そのポテンシャルについて口にし「チームが試合をコントロールできるチームだと見ていた。チャンスも作れていたが、高い位置からプレスをかけることは難しかった」と、前半にMFブルーノ・ギマランイスのPK失敗やFWエンドリッキが1対1を外すなどチャンスを決めきれなかった試合を振り返った。
アンチェロッティ監督がブラジル代表監督に就任した際、ブラジルの国民は就任を大いに喜んだ。記者から「しかし、敗退した今、ファンはあなたの仕事ぶりにどのような反応を示すと思うか?」と聞かれたイタリア人監督は「それは分からない」と言い、「私に言えるのは、『自分たちにできることをやる』ということだけだ。つまり仕事を続け、代表チームのために尽力し、改善を続けて、新しいアイディアを模索し続けること。今年やってきたことと同じだ。堅実な仕事をやってきたと思っている。これがサッカーであり、スポーツだ。時には敗北による悲しみや苦い思いと向き合わなければならない。私はそれに慣れている。しっかりと受け止めて、この敗北を今後の糧にしていくつもりだ」と、サッカー王国復活へ尽力する覚悟を口にした。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















