ブラジルを襲った「トラウマの連鎖」 W杯で続く”悪夢”に現地嘆き「2030年まで待たなければ」

ブラジルがノルウェーに敗れ敗退【写真:ロイター】
ブラジルがノルウェーに敗れ敗退【写真:ロイター】

ラウンド16でノルウェー代表に敗戦

 サッカーのブラジル代表は現地時間7月5日、北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント2回戦でノルウェー代表と対戦し、1-2で敗れてベスト16敗退が決まった。米スポーツ専門局「ESPN」のブラジル版は「W杯での欧州勢に対する6大会連続の敗退を喫した」と報じ、再び決勝トーナメントの舞台で欧州の壁に阻まれた大国の苦悩を伝えている。

 ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われた一戦で、ブラジルはFWアーリング・ハーランドに後半34分、45分と立て続けにゴールを奪われ、ノルウェーに屈する形となった。同メディアは、この敗戦によって5度の世界王者を誇る国が抱える「トラウマの連鎖」がさらに延長されたと描写している。

 記事では、ドイツ代表を破って優勝を果たした2002年日韓W杯の決勝を最後に、ブラジルがW杯のノックアウトステージで一度も欧州のチームを破っていない歴史を指摘。この悪夢の連鎖は2006年ドイツW杯の準々決勝でフランス代表に0-1で敗れたことから始まり、2010年大会ではオランダ代表に逆転負け、2014年の母国開催W杯では準決勝でドイツに1-7という歴史的大敗を喫した。さらに、チッチ監督が率いた2018年大会ではベルギー代表に1-2で敗れ、2022年カタール大会ではクロアチア代表とのPK戦の末に涙を呑んでいる。

 再び欧州勢の前に屈したブラジル。同メディアは「このトラウマを終わらせる次のチャンスは、少なくとも2030年の次期W杯まで待たなければならない」と言及し、重い足跡を残したチームの今後に視線を向けていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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