最初に去るのはクロアチア代表MF!? 英紙がレアルの攻撃的MF陣の去就を予測

コバチッチは昨季ターンオーバー要員としての立場しか得られず

 レアル・マドリードは宿敵バルセロナとの争奪戦を制し、スペインの次代を担う逸材・U-21スペイン代表MFダニ・セバージョス獲得が間近とされる。アラベスからMFマルコス・ジョレンテも復帰が既定路線となっているが、ここで浮上するのが中盤の“余剰戦力”問題だ。英紙「デイリー・スター」は、9人に膨れ上がった攻撃的MF陣で、まずはクロアチア代表の実力者を手放すことになると予測している。

 その選手は、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチだ。アンカーやインサイドハーフで起用されたものの、豪華なメンバーの中で「ターンオーバー要員」としての立場しか得られなかった。記事によれば、プレミアリーグの強豪トットナムが狙いをつけているという。

 ただ、懸念されるのが金銭面だ。レアルは2年前にコバチッチを獲得した際、インテルに3000万ユーロ(約39億円)の移籍金を支払った。しかし、今回トットナムがレアル側に提示した金額は2500万ユーロ(約32億5000万円)だったという。

 レアルは退団が決定的と報じられてきたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスもまだ新天地が決まっていない。スムーズに売却が決まらなければ、卓越した人心掌握術を持つさしものジネディーヌ・ジダン監督も、少々頭を悩ませるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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