急浮上した“シャドー問題” 久保建英はGS欠場へ…新星に懸かる期待「チャンスは常に狙っている」

久保はチュニジア戦で帯同せず【写真:ロイター】
久保はチュニジア戦で帯同せず【写真:ロイター】

久保はチュニジア戦の欠場が決定

 森保一監督率いる日本代表は現地時間6月20日に北中米ワールドカップ(W杯)グループステージ第2戦チュニジア戦(メキシコ・モンテレイ)を迎える。MF久保建英(レアル・ソシエダ)は左足の負傷により欠場が決定。エースを欠くなかで、堅守の相手を崩すシャドーの先発に注目が集まる。

 一丸となって乗り越える。勝負のチュニジア戦。第1戦のオランダ戦を2-2で引き分け、勝てば決勝トーナメント進出が大きく近づく。だが、大一番で最大の試練が待ち受ける。エース久保の不在。久保は14日のオランダ戦で左膝を負傷し、離脱はしないもののチュニジア戦はメキシコ入りに帯同せず、欠場が決まった。右シャドーの絶対的存在を欠く森保ジャパン。MF南野拓実やMF三笘薫ら攻撃の要もメンバー入りできなかったシャドーで“新星”の台頭に期待が懸かる。

 候補の1人がMF鈴木唯人。今季ドイツ1部フライブルクへ加入し公式戦41試合9ゴール7アシストと上々のシーズンを過ごした。UEFAヨーロッパリーグもチームを決勝進出にまで導く活躍。W杯でも出場のイメージを膨らませる。

「チャンスは常に狙っていますし、いつ来てもいいように僕自身は準備しているつもりなので。いい準備したいなと思っています」

 対するはチュニジア。前回のカタールW杯ではサウジアラビアを率いてアルゼンチンを倒すなど躍進した。堅守の相手には「僕自身は攻撃の選手で、間で受けて、グイグイ行くのが特徴。どういうシーンで出るかわからないですけど、W杯の試合なんで、間違いなく難しい試合展開とか、0-0が長く続いたりっていうのは起こり得ることだと考えられる。僕だけじゃなくてチームとして、まずじれずに戦うことは大事。でも思い切ってプレーすることも、より大事になってくるのかなと思っています」と見据えた。

 初めてのW杯、初めての大舞台でも動じない。精神的な強さは鈴木の持ち味だ。日本代表ではここまで6試合に出場。鎖骨負傷の影響もあって5月31日のアイスランド戦ではベンチ、オランダ戦でも出番は回ってこなかった。だからこそ、ゴールに飢えている。

「もちろん揺さぶりながらとか、常に背後狙いながらとか、いろいろポイントポイントは大事になってくると思う。結局ゴールが生まれるのは、最近はやっぱりセットプレーだったり、ボール奪った後のカウンター気味の場面で相手がズレてだったり。綺麗に崩してっていうのはなかなか最近のサッカーでは見られないと思う。そういったところを逆にアラートに試合中準備するというか、頭を切らさずに、やることが大事」

 シャドーは久保が25日の第3戦スウェーデン戦も欠場が濃厚。グループステージを25人で乗り切らなければいけない。久保の代役ではなく、鈴木の第1歩として。24歳MFの“大暴れ”に期待だ。

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