W杯でなぜ? ピンクの足元増加の理由「最も目立つ色」…現地が分析した「トレンド予測」

開幕戦のメキシコ対南アフリカでも多くの選手が着用
6月11日に開幕した北中米ワールドカップで、ピンクのスパイクがトレンドになっている。米ニュース専門チャンネル「CNN」は、ピンクのスパイクを履く選手が増えた理由を分析した。
「CNN」は、開幕戦のメキシコ代表と南アフリカ代表の一戦で、ほぼすべての選手がネオンピンクのスパイクを履いていたことに触れ、「ブランドが完全に同じスタイルで合意したかのようだった」とレポートした。かつては黒や白、青が主流だったが、今大会では大手スポーツブランドがこぞってピンク色やオレンジ色など、鮮やかなカラーのモデルを投入しているという。オランダ戦に挑んだ日本代表のスタメン11人も全員がピンク系カラーのスパイクを着用していた。
記事では、このトレンドが生まれた理由も分析している。2024年の時点で、トレンド予測会社が「エレクトリック・フューシャ」と呼ばれるネオンピンクを今夏の流行色に挙げていた背景を紹介。さらに、「緑の芝生に対してピンクが最も目立つ色だ」と説明し、スタジアムやテレビ、スマートフォンなど、あらゆる画面で高い視認性を発揮すると指摘した。
また、選手側の心理的な要因も影響しているという。アスリートは大舞台で目立つ色を身に着けることで、より自信を持てるとした専門家の見解を引き合いに出し、選手自身が派手な色を求める傾向にあると紹介した。
一方で、各ブランドが自社を目立たせようと一斉に同じ色を採用した結果、皮肉な現象も生じた。記事は「ほぼ全員が同じ色を履いているため、ピッチ上ではすべて同じに見える」と締めくくった。華やかな足元のトレンドは、世界最大の祭典の密かな見どころとなっている。
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