名手ノイアーが電撃復帰でどうなる 3大会ぶりGL突破へ…鍵を握る若手アタッカー陣|ドイツ

ドイツの至宝フロリアン・ヴィルツ【写真:アフロ】
ドイツの至宝フロリアン・ヴィルツ【写真:アフロ】

ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるドイツ代表、ノイアーが電撃復帰

 サッカー大国の威信に懸けて復活を誓う。ドイツ代表は北中米共催ワールドカップ(W杯)で、3大会ぶり5回目(西ドイツ時代を含む)の優勝を目指す。

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 前回のカタールW杯では日本代表に敗れ、前々回のロシアW杯では韓国代表に敗れるなどして2大会連続でグループリーグ敗退の憂き目に遭っている。欧州予選では初戦でスロバキアに敗れる失態を演じたものの、残り5試合を全勝して問題なく出場権を獲得した。

 FIFAランキング10位のドイツが入るグループEには、エクアドル(23位)、コートジボワール(34位)に加えて初出場のキュラソー(82位)が入る。

 そのドイツ代表では、昨年に代表引退を表明していた40歳のGKマヌエル・ノイアーがケガ人などの影響を受けて電撃復帰し、5大会連続のW杯メンバー入りとなった。そしてそのノイアーからキャプテンマークを引き継ぎ、以降の代表戦では欧州予選の1試合を除いて出場を続けている主将のDFジョシュア・キミッヒが核になるだろう。代表キャップも100試合を超え、歴代のトップ10にも入った。右サイドバックでのプレーが見込まれるが、チームに落ち着きを与える存在になる。

 攻撃陣では、イングランド・プレミアリーグのリバプールに約230億円という驚愕の移籍金で加入したMFフロリアン・ヴィルツが注目される。2列目の左サイドでプレーすることの多い23歳のアタッカーは、代表通算ゴールも二桁に乗った。前回のカタールW杯は左膝前十字靭帯の断裂で出場できなかったが、初出場のW杯でどのようなプレーを見せてくれるのかが楽しみな選手だ。

 ドイツ1部ブンデスリーガやイングランド・プレミアリーグで活躍する選手たちを中心にした層の厚いスカッドを形成しているチームだが、新鋭では3月の国際親善試合2試合でデビューした名門バイエルン・ミュンヘンの18歳MFレナート・カールもメンバー入り。

 一方で不安材料として指摘されるのが、ノイアーが復帰したGK問題だ。今年1月にスペイン1部ジローナへ移籍したGKマルク・アンドレ・テア=シュテーゲンが正GKになると見込まれていたものの、ハムストリングスの負傷は手術をするほどの重傷で選外に。3月のゲームではGKオリバー・バウマンとGKアレクサンダー・ニューベルが1試合ずつ起用された。

 チームを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、2023年10月に就任した。ブンデスリーガに革命を起こした戦術家は38歳でW杯を戦うため、前回大会でアルゼンチンを優勝に導いたリオネル・スカローニ監督の44歳を下回る史上最年少の優勝監督になる機会に挑む。

 過去の最高成績はもちろん4回の優勝だが、2014年のブラジルW杯で栄冠に輝いた後は2大会連続でグループリーグ敗退。今回は「天敵」と化したアジア勢は同組に入っていないものの、決勝トーナメント進出は大前提の通過点として頂点を目指していく。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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